いよぎん地域経済研究センター(IRC)が5日までにまとめた愛媛県内企業の人手不足に関するアンケート結果によると、現状で約3割の企業が人員不足と感じており、今後3年程度で不足感はさらに強まると考えていることが分かった。 「不足」「やや不足」と回答したのは現状で29.9%。先行き3年程度の見通しでは45.3%となった。業種別でみると、不足と感じているのは現状で製造業21.2%、非製造業34.7%。先行きは製造業42.3%、非製造業47.1%だった。 不足の理由(複数回答)では、「適性や能力面で求めている人材が集まらない」が47.7%。「応募者が少ない」37.9%、「仕事が増えた」28.0%が続いた。人員不足の影響(同)は「受注・需要増への対応が困難」が最多の42.9%で、建設業や運輸業に多かった。
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