結核の予防を啓発する複十字シール運動のスタートに当たり、結核予防会県支部の久野梧郎支部長や県結核予防連合婦人会の川本登倭子会長らが6日、愛媛県庁で、12月末までの運動への協力を求めた。 2013年度の県内の募金額は約396万円。14年度は、寄付をした人に配るシールのデザインとして動物をモチーフにした。 県によると、13年の県内の結核患者の新規登録者は171人。過去に感染していた患者が高齢となり、体力や抵抗力が低下して発症する例などが多く、65歳以上の患者が全体の70.1%を占め、全国平均(64.5%)に比べて高いという。
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