東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市でのボランティア活動のため愛媛県新居浜市の中学生50人が5日、現地へ出発した。8日までの日程で、現地中学生との対話や仮設住宅訪問などで交流を深める。 新居浜市PTA連合会主催の「愛顔(えがお)の芽」育成事業で、陸前高田市訪問は昨年8月に続き2回目。今年3月には同市の中学生ら10人を新居浜市に招いている。 一行は飛行機とバスを乗り継いで約10時間かけて現地入りし、地元の高田東中学校との交流会では被災経験を聞いて話し合う。同中グラウンドにある仮設住宅を訪れ清掃活動に当たり、陸前高田市の夏祭り「うごく七夕まつり」の運営ボランティアにも参加する。
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