核兵器のない世界を願い、市民団体などでつくる2014年平和行進県実行委員会(田福千秋委員長)は6日、愛媛県松山市北持田町の県教育会館で集会を開いた。県内で折った千羽鶴約15万羽を米国やベトナム、ロシアの平和団体や枯れ葉剤被害者協会など3団体に送った。 集会では、13歳の時に広島県で被爆した末光五三さん(82)=松山市北井門5丁目=が「目を開けた瞬間、情景が変わっていた」と原爆投下の被害の大きさを語り「原子力はなくなってほしい。人類にとっては魔物」と訴えた。続いて、参加者約20人が千羽鶴を丁寧に箱詰めし、発送作業に取り組んだ。
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