新聞を身近に感じてもらおうと愛媛新聞社は29日、伊予市下三谷の印刷センターで「夏休み親子見学会」を開き、小中学生と保護者ら23組64人が新聞ができるまでを体感した。 子どもらは取材やレイアウト、印刷、発送など、新聞が自宅に届くまでの流れを映像やスライドで学習。印刷に使うアルミニウム製の刷版やロール紙、地下の免震構造を見て回った。 輪転機室では、インクのにおいが立ちこめる中で巨大な輪転機がフリーペーパー「ウイークリーえひめリック」を印刷する様子を見学。1秒間に最高50部の猛スピードで刷り上がった紙が、搬送キャリアーで空を飛ぶように運ばれると、子どもたちは目を輝かせてメモや撮影に熱中していた。
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