25日に高松市で開催される消防救助技術四国大会を前に、愛媛県今治市消防本部管内から出場する消防署員の発表会が23日、同市南宝来町2丁目の消防本部などであり、20~39歳の10人が日ごろの訓練で培った技術やチームワークを披露した。 今治市南日吉町1丁目のプールで行われた水中検索救助の種目は、4人一組で実施。1分42秒の制限時間内に、2人が人間に見立てた重さ約44キロの人形を水中で捜索し、残る2人が人形を抱えて泳ぎ助け出した。 消防本部では、高さ15メートルの建物をはしごやロープを使って安全かつ迅速に登った。建物火災を想定し、3人一組で取り残された人の救助に当たる種目も披露された。
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