和霊大祭・第48回うわじま牛鬼まつりのフィナーレを飾る「走り込み」が24日夜、愛媛県宇和島市和霊町の和霊神社前の須賀川であった。勇壮なみこしの練りや御幣の争奪が繰り広げられ、最高潮に達した市民の興奮とともに3日間に及んだ真夏の祭典が幕を閉じた。 海上渡御をしてきたみこしが宮入りする際、勢いよく走り込んできたことが名前の由来とされる同神社の神事。 闇夜を照らすたいまつの炎が幻想的な舞台をつくり上げた午後9時15分ごろ、威勢よい掛け声を響かせ3台のみこしが川下から登場。激しい練りを披露しながら御神竹を何度も周回し、クライマックスへのムードを高めた。
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