愛媛県砥部町宮内の砥部焼陶芸館19日、小学6年生までを対象にした絵付けコンクールが始まった。子どもたちは自由な発想で筆を運び、夏休みの思い出でづくりを楽しんでいる。8月10日まで。 来場者は、素焼きされた、大きさや形のさまざまな皿やカップなどを選び鉛筆で下書き。筆を滑らせる感触に時折苦労しながら、呉須の青、赤、緑の3色で思い思いに絵を描き入れていった。 高松市から訪ずれた香川大付属高松小6年稲垣実優さん(11)は、夏休みの記念に小学1年から毎年絵付けに挑戦しているといい、「今まで作った茶わんやカレー皿は家でみんなで使っている」とにっこり。小学校最後となる今年は「曲線が難しい」とはにかみながらコーヒーカップを動物でいっぱいにした。 審査は8月末の予定。高学年と低学年以下の2部に分け、優秀作品14点を選ぶ。入賞者には賞状と記念品、県立とべ動物園の年間パスポート券が贈られる。
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