愛媛県四国中央市土居町上野の西福寺で、約20種のハスの花が咲き始めた。50株以上が今月中旬に満開を迎え、見頃は8月下旬までという。地元住民や市外からの来場者を楽しませる。 住職の宮本聖吏さん(56)と副住職で妻の恵寂さん(49)が7年ほど前に栽培を始めた。「いろんな種類があれば長い期間楽しんでもらえる」と徐々に品種や株数を増やし、本堂前や客殿の周囲、昨年造った池などで白やピンクの「仏の花」を育てている。1茎に複数の花が一塊で咲いたように見える品種や、2メートル近くまで茎を伸ばすものもある。 宮本住職は「土、日曜日にはハス茶も用意してお接待したい。多くの人に訪れてもらえれば」と話している。
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