手作りのいかだで無人島を一周する愛媛県西予市周木小学校の「いかだ集会」が7日、同市三瓶町周木の海岸であった。同校は市の小学校再編で本年度での閉校が決まっており、集会は今回が最後。全校児童15人は力を合わせて古里の海へいかだをこぎ出し、約2キロの航海を成し遂げた。集会はチャレンジ精神育成などを目的に2001年度から実施。相互交流している久万高原町父二峰小学校の児童も05年から加わり、今年も約20人が参加した。 「最後の集会だから盛大にしよう」と保護者らが発泡スチロールや木で、いかだを5艇新造。代々受け継いできたものも含め計13艇が出航した。
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