剣道の愛媛県女子選手権大会は29日、県武道館で個人戦を行い、黒河香菜(学剣連)が2年ぶり3度目の頂点に立った。 準々決勝まで危なげなく勝ち進んだ黒河は、馬越千里(松風舘)との準決勝、俊野彩佳(学剣連)との決勝と2試合連続の延長戦となったが、競り勝った。 黒河は9月7日に兵庫県で開かれる全国大会に出場する。 共に大会史上トップに並ぶ3度目の頂点をかけ、黒河香菜と俊野彩佳が決勝で20分以上に及ぶ息詰まる激戦を演じた。 現在、黒河は松山東高で、俊野は帝京第五高で後進の指導に当たる高校教師だが、学生時代、県女子選手権大会の決勝で2度対戦。最初は2005年に丹原高3年だった黒河が1勝を挙げ、翌年に2歳年上の俊野が雪辱していた。
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