JR四国が予讃線松山-高松間で23日から営業運転を開始する新型特急電車「8600系」の試乗会が20日あり、行政や旅行業関係者らが松山―今治で新車両の旅を満喫した。 特急しおかぜなどに使用されている2000系ディーゼル車の老朽化に伴い、約10億円で4両を製造。現在、高松と松山を結ぶ特急「いしづち」に2両ずつ投入する。それぞれ週2日は2000系を使う。 デザインは懐かしさと未来を融合したレトロフューチャーをコンセプトに「未来特急」を表現。色は愛媛特産のみかんのオレンジと、香川特産のオリーブの緑を基調にした。車内は床と側面が木目調で、座席は背もたれと座面が連動して可動し座り心地が向上している。
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