愛媛県は20日、2013年の県内観光客数について、「えひめ南予いやし博」のあった前年を0.2%上回る2528万1000人だったと発表した。1969年の調査開始以降、瀬戸内しまなみ海道開通の99年に次いで2番目に多かった。 県では、しまなみ海道でのサイクリング大会や、八幡浜市の道の駅「八幡浜みなっと」オープンなどが観光客数を押し上げたとみている。 観光消費額も客数増に伴い、1.0%増の1060億円だった。 観光客の内訳は、県内客1535万人(前年比0.2%増)、県外客993万1000人(0.1%増)。地域別では、八幡浜・大洲圏域(5市町)が「みなっと」効果で15.4%増の461万8000人。しまなみ海道でのサイクリングで県外客が伸びた今治圏域(2市町)も1.0%増の467万7000人と微増した。
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