災害ボランティア研修会(愛媛県ボランティア・市民活動センターなど主催)が14日、松山市山越町の県男女共同参画センターであった。県内の市民ボランティアら約120人が、東日本大震災の経験者らによるパネルディスカッションを通じて地域での防災・減災について考えた。 登壇した5人のうち、福島県南相馬市の元職員、星巌さんは避難所運営に関わった経験を披露。最大800人がいた市外の避難所を担当していたが、「東京電力福島第1原発事故を知って届け出をせず避難所を出て行った人もおり、所在確認に苦労した」と、複合災害での対応の難しさを振り返った。
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