干潟で生物を探し、水の大切さなどを学んでもらう「干潟の生き物探検隊」が7日、愛媛県西条市港の加茂川河口であり、親子連れなど約130人がスコップ片手に、泥の中から出てくるカニや貝に驚きの声を上げた。 愛媛新聞社主催、トヨタ自動車「AQUA SOCIAL FES!!」が協賛。 長靴やサンダルを履いた子どもたちは、NPO法人西条自然学校の山本貴仁理事長から「ここは川にできる干潟としては日本で6番目に広い」と教わり、多数の生き物がすみ泥を浄化する干潟の役割について聞いた後、干潟に足を踏み入れた。 スコップでぬかるんだ地面を掘り起こすと、マメコブシガニやアナジャコなどが姿を見せ、子どもたちは大はしゃぎ。自然学校も加茂川の干潟では確認していなかったシャミセンガイが見つかるなど、山本理事長も驚いていた。観察した生き物は干潟に戻した。
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