数軒の農家が代々棚田を守り続けている愛媛県宇和島市津島町上畑地の大平地区で７日、宇和島水産高校（同市明倫町２丁目）の生徒が田植えを体験した。 古里の自然を守る心を育てる環境学習「森里海食プロジェクト」として市民が企画。津島地域では昨年も、宇和島水産高生が山から海に至る水の流れを知る環境学習が行われた。その第２弾として今年、沢から水を引いた棚田で無農薬の米作りに挑む。 ７日は生徒１５人とプロジェクトのメンバーが、地元の農家から植え方の説明を受けた後、はだしになり６アールの棚田へ。泥に足を取られ悪戦苦闘しながら、ロープに赤い目盛りが付いた「田植え定規」に沿って苗を植えていった。
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