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底引き網、石で破損頻発 愛南沖・海保調査

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 愛媛県愛南町沖の野地島南約1.6キロの海域で2013年11月以降、操業中の漁船の底引き網に最大で重さ約200キロの石が計100個以上かかり、漁網が破損する被害が相次いでいることが4日、愛媛新聞の取材で分かった。 南宇和底曳(そこびき)協議会(21人)は、工事用の石が船での搬送中に落下したか、不法投棄された可能性があるとみて3月に町、5月に県と宇和島海上保安部に被害を報告し、宇和島海保や町が関係者への聞き取り調査をしている。 協議会は、人工的に割られたような形状であることや材質から、堤防や護岸の基礎工事に使われる石などと分析。町水産課と県南予地方局は、それぞれの発注工事で石の使用状況を立ち会いや写真撮影で確認済みとして「不法投棄は起こらないと考えている」と説明している。

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