愛媛県産真珠の2013年度生産額(共販実績)は前年度比15.0%増の46億1818万円で3年続けて増加し、8年連続全国一だったことが20日までに、全国真珠養殖漁業協同組合連合会などのまとめで分かった。全国シェアは48.0%。生産量は6.9%減の6657キロとなったが、9年連続の全国一を維持した。 真珠養殖業者らでつくる県真珠養殖漁業協同組合協議会(坂本猪明会長)によると、昨春にアコヤ貝のへい死が多く生産量は減ったが、2級品の販売が新興国など海外を中心に好調で、生産額を押し上げた。1匁(もんめ=3.75グラム)当たりの平均単価は23.5%上がり2602円。円安傾向による為替差益も大きかった。
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