「能面打ち」と「革アート」という異なる趣味を楽しんできた浅井修さん(74)、浄子さん(70)夫妻=愛媛県松山市南久米町=の長年の作品を集めた展覧会「木と革MONOづくり」が、松山市堀之内の県美術館南館で開かれている。25日まで。 修さんが能面打ちを始めたのは8年前。定年退職後の楽しみを探す中、知り合いに勧められたのがきっかけだった。愛好家でつくる「松山能面の会」に入り、一から勉強。一片の木を削り取り、面を生み出していく作業は「子どもが誕生するような喜び」で、40年近く革アートを楽しんできた浄子さんとの合同展が、2人の夢だった。
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