愛媛県消防防災航空隊と松山市消防局の合同訓練が22日、同市下難波のリフレッシュパークであり、大規模災害時などを想定して防災ヘリコプターを使った救助活動の手順を確認した。 ヘリを使った災害や救出の現場で消防隊員は、地上での着陸指示や周辺の安全確認、救助者の迅速な受け渡しなどの役割を担う。合同訓練は航空隊員との連携を深め迅速な活動につなげようと年に1回実施している。 22日は、消防署員11人と航空隊員9人が参加した。ヘリから降りたり引き上げられたりする手順の説明を航空隊員から受けた後、消防署員は地上30メートルの空中で静止した機体から降下訓練。ごう音が響き声が聞き取れない状態で、手信号やアイコンタクトで意思疎通しながら取り組んだ。
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