中国最大の日本食品輸入商社「深セン市一番食品有限公司」を招いた食品輸出商談会が30日、愛媛県松山市大可賀2丁目のアイテムえひめであり、県内企業17社が農産加工品や日本酒、菓子などを売り込んだ。 県内企業の販路開拓につなげようと、県と伊予銀行、ジェトロ愛媛が主催した。参加企業は個別商談で、深セン市一番食品有限公司の羅慎総経理らに自社商品のこだわりを説明。商社側は賞味期限や価格を尋ね、中国の消費者の好みなどをアドバイスした。 別子飴本舗(新居浜市)は3~5月に全日空国内線で機内販売している、ブランド里芋「伊予美人」の親芋を加工した手作りスナック菓子「ポリポーリ」などをアピール。営業担当の浅井和樹さん(40)は「いろいろな意見を聞くことでよりよい商品作りにつなげたい」と話していた。
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