「八股榎(やつまたえのき)大明神」として親しまれている愛媛県松山市堀之内のほこらの世話人らが18日、奉賛会を結成した。50年以上ほこらの管理などを続けてきた田中喜子さん(91)=同市安城寺町=が高齢になったことから、他の世話人で役割を分担する。 ほこらは、神通力を持つ「お袖狸」がこの地に生えていたエノキの大木にすんでいたという江戸時代の伝説が起源とされる。 奉賛会のメンバーは45人で、田中さんが代表世話人を務める。毎月8日に実施している月並祭の運営やタヌキ文化の伝承などに取り組む。
↧