愛媛のミカンをいっぱい召しませ―。ミカン好きの学生でつくる東大みかん愛好会が17、18両日、東京大(東京都文京区)の学園祭「五月祭」でカラマンダリンを販売し、松山市から装置を借りた「蛇口からミカンジュース体験」などでミカンの魅力をPRした。 愛好会は「ミカンは年千個くらい食べる」という東京大3年清原優太さん(20)=東京出身=が1月、「日本のミカン消費量を増やそう」と友人らに呼び掛け結成。会員は現在17人。これまで新品種の食べ比べなどを実施し、今回が初の外部への情報発信となった。 五月祭では全国の産地で作られたミカンのお酒やジュースも販売し、甘い香りに誘われ行列ができる時も。カラマンダリンを初めて食べたという埼玉県川口市の小学3年生正木大己君(8)は「(普通のミカンより)甘くておいしい」と笑みを見せた。
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