「ＴＰＰ即時撤退を」食健連が街宣

　日本や米国など１２カ国が参加する環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉の閣僚会合がシンガポールで始まった１９日、国民の食糧と健康を守る運動愛媛連絡会（愛媛食健連）は愛媛県松山市湊町５丁目の坊っちゃん広場で街宣し、即時交渉撤退を訴えた。　愛媛食健連は農業や消費者の団体、労働組合など１３団体で構成。１９日は全国行動が行われており、県内での街宣もその一環。　街頭で竹中隆事務局長は、日米協議が牛・豚肉などの関税の引き下げ幅や期間、緊急輸入制限（セーフガード）に移行しているとし「譲歩に譲歩を重ねている」と安倍政権を批判した。