国内では報告例のなかった種類のキウイフルーツかいよう病が愛媛県西条、今治、大洲の3市の園地で発生した問題で、県が感染源などを調査する専門チームを週明けにも立ち上げることが17日、分かった。長谷川淳二副知事が、JA東予園芸など主催の西条市であった報告要請会で明らかにした。 西条市丹原町今井のJA東予園芸であった報告要請会には、県や西条市、JAなどの関係者約20人が出席。石田祝稔衆院議員は発病した木の伐採後の支援について「果樹は実がなるまでに何年もかかかる。国の果樹支援関連対策費は今年約70億円の予算があるが、果樹の改植と未収益期間の対策として4年分くらい応援しようということになっている」と述べ、国が財政支援を前向きに検討している状況を報告した。
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