「第44回奥道後皐月(さつき)展」が17日、愛媛県松山市末町のホテル奥道後で始まり、個性豊かに自然美を表現した約300鉢が来場者を楽しませている。6月8日まで。 県内の愛好家でつくる愛媛皐月協会の会員45人が出品。ピンクや白などいっぱいに咲いた花の美しさを楽しむ「銘花」や各会員の自信作を展示した「席飾り」など13部門で力作が集まっている。 幹を斜めに伸ばすなど趣向を凝らした「創作樹形」や土の上に根を出して見せる「根上がり」などユニークなものも多い。大瀬戸茂理事長は「夏冬の寒暖差が激しく育てるのが大変な環境の中で、見事に仕上げた作品ばかり。サツキの素晴らしさをぜひ観賞してほしい」と話している。
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