設計段階から自分たちの手で―。文化ホールと公民館、図書館の複合施設の建設を計画している愛媛県伊予市は6月から、市民の意見を取り入れるワークショップ(WS)を開く。市によると、施設の計画段階で市民が参加するのは珍しいといい、担当者は「一緒に考え、愛着を持って長く大切に施設を使ってほしい」とWSへの参加を呼び掛けている。 市庁舎建設課によると、施設は米湊の市中央公民館、市立図書館の敷地に建設予定で、コンセプトは「学び はぐくみ つながる 出会いのひろば」。WSでは希望の設備や運営方法、魅力づくりなどを、6月22日から2015年5月ごろまで日曜午後に計10回以上話し合う。 対象は市内在住か、通勤・通学している人で、100人程度を募集。子どもから高齢者、女性など幅広く募り、市内小中学校にも参加を呼び掛けている。
↧