愛媛県四国中央市新宮町上山の山斜面約4ヘクタールにアジサイ約2万株が咲き誇る「新宮あじさいまつり」が30日あり、県内外から訪れた家族連れなどが赤や青、紫の花に見入った。 まつりは1990年からの恒例行事。住民らでつくる新宮あじさいグループ(大西敬志郎会長、約70人)が手塩に掛けて育てている。 訪れた人たちは一面に広がるアジサイを楽しみながら散策したり、カメラを手にベストショットを狙ったりした。団子やうどんの販売、カラオケ大会もありにぎわった。 市観光交流課によると、見頃は7日ごろまで。夜間はライトアップされる。 30日はまた、同市富郷町寒川山の下長瀬あじさい公園でも観賞会があり、地元ボランティア団体・嶺南あじさい会(岩崎健寛会長、70人)が丹精した満開の花をドライブ客らが楽しんだ。見頃は今月中旬ごろまでという。
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