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松山赤十字病院 新病棟来年10月着工

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 国有財産四国地方審議会で、松山市東雲小学校の敷地一部を日本赤十字社に売却する方針が固まった12日、松山赤十字病院(愛媛県松山市文京町)は新病院の概要を明らかにした。敷地面積は現行の約1.5倍で、地下1階地上6階の北棟と地下1階地上10階の南棟、4階建ての立体駐車場を配置。慢性的な不足が指摘されている駐車場は約1.6倍になる。2014年10月着工、20年4月の完成を目指す。総事業費は約250億円。 新病院の敷地面積は約2万6千平方メートル。東雲小との境にある市道約733平方メートルも松山市から購入する予定だ。延べ床面積は約1万平方メートル増え約5万4千平方メートルとなる。病床数は稼働681床から670床程度に減少。6人部屋をなくし個室と4人部屋にする。 外来・手術部門は北棟、入院は南棟でいずれも免震構造。30診療科や地域医療支援病院、地域周産期母子医療センターなどの認定に変更はなく、建設中も診療に支障がないよう施工する。

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