連合愛媛(杉本宗之会長)の愛媛中央メーデー大会が26日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、「労働者を保護するルールの改悪に反対し、働く者が十分に報いられる社会を実現する」との宣言を採択。安倍政権が主導する「官製春闘」で賃上げムードが高まる中、労働者保護を軸に対決姿勢を鮮明にした格好だ。 中村時広知事が来賓出席し民主、社民両党県連や組合員ら約1050人が参加。 安倍政権に対し、杉本会長は「先人が勝ち取った8時間労働制を後世につなげていかなくてはならない。政権が検討する労働時間の上限撤廃は長時間労働を誘発し、過労死につながる危険な制度」と批判。「政府与党には労働者が安心して働ける国を目指すよう訴えたい」と述べた。
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