街は様変わりしたけれど、友情は不変―。1970年代に愛媛県松山市で英語を教えていた米国人夫妻が、家族同然に付き合ってきた同市萱町5丁目の青野勁(つよし)さん(79)陽子さん(79)夫婦を訪ね、42年ぶりに松山の地を踏んだ。23日まで日本に滞在予定で、4人は県内外を一緒に巡りながら思い出話に花を咲かせている。 2人は米サウスカロライナ州のスタンリー・フリックさん(68)と妻イレインさん(67)。71年1月、同市木屋町の教会で英会話サークルを開いていた米国人宣教師の休暇中、代役として訪れた。スタンリーさんは大学や企業などで英語講師を務め、イレインさんは教会で料理なども教え、72年夏まで同市昭和町で暮らした。
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