愛媛県伊予市内の中学高校と生徒の派遣事業などで交流がある米国オレゴン州セーラム市のアンナ・ピーターソン市長が12日、伊予市下吾川の伊予農業高校や伊予市役所を訪問、同校の教育現場などを視察して友好を深めた。 伊予市・セーラム国際交流委員会によると、2010年からの4年間で、伊予市の中学生64人がセーラム市でホームステイ。伊予農高では同市を含む州からの留学生を20年以上受け入れている。13年8月、セーラムを訪れた武智邦典伊予市長が、市長の来県を要請していた。 ピーターソン市長はキノコの栽培施設を見学し、栽培方法や期間などを熱心に尋ねたほか、伊予市の自然の風景などを表現した生徒制作の庭も見て回り、「非常に美しい」と感嘆の声を上げた。
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