愛媛県は１０日、県産品の販路拡大を担うプロジェクトチーム「えひめ営業本部」の２０１３年度の実績（速報値）として８２２件で計２６億４００８万円の成約があったと発表した。成約額は１年目の１２年度の３倍超となった。 優れた技術や製品を持つ県内企業を紹介する「すご技」データベース（ＤＢ）掲載企業で成果が表れてきたことや、県産材マッチング商談会をきっかけにした「媛すぎ・媛ひのき」の成約の大幅増などが実績を押し上げた。 中村時広知事は定例会見で「県内企業に実需をつくり出すという職員の意識も高まっている」と強調。３年目となる１４年度は初めて成約額目標を設定し、１３年度実績の２倍となる約５０億円を目指す。
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