アーケードの一部撤去検討　ラフォーレ跡景観整備

　再開発が進む愛媛県松山市大街道２丁目の「ラフォーレ原宿・松山」跡地に面した一番町交差点周辺で、市が景観整備の一環として大街道商店街アーケードの一部撤去を検討していることが８日分かった。　ラフォーレ跡地では、森ビル（東京）が複合商業施設の２０１５年夏の開業を目指しており、建物撤去などが進む。市は跡地再開発でできるオープンスペースを活用し、交差点・アーケード部分も含めて一体的に景観を整備することで歩行者動線を広げ、にぎわいのある空間に再生したい考え。　市は８日、一番町交差点周辺地区の景観整備実施設計の業務委託（公募型プロポーザル方式）募集を開始。同交差点周辺（約１７００平方メートル）と大街道アーケードの一部（約２５０平方メートル）のデザイン検討を求めている。