愛媛県松山市の防災士資格取得者が2000人に達したことを祝う記念式典が30日、同市萱町6丁目の市保健所・消防合同庁舎であった。市によると、2000人到達は全国初。 資格取得には、避難誘導や平常時の訓練立案などを学ぶ講習を受け、日本防災士機構が主催する試験に合格する必要がある。松山市は防災士の養成へ、2005年度から講習費などを助成してきた。 30日の式典で、山口最丈副市長が東日本大震災を取り上げ「災害規模が大きくなるほど公助でカバーできない部分が増え、自助の比重が高くなる」と強調。自主防災組織のリーダー的存在となる防災士の活躍に期待した。
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