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四国初、脳死肝移植可能に 愛媛大病院

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 愛媛大医学部付属病院(東温市志津川、檜垣實男院長)は28日、移植関係学会合同委員会が同病院を脳死肝移植実施施設に認定したと発表した。肝移植を希望する患者を受け入れ、脳死となった人から提供される肝臓を移植できるようになる。四国初で中四国では岡山大、広島大に次いで3番目。4月から患者の登録を受け付ける。 県内や近県の移植希望者は、同病院で血液や肝機能などを検査し、院内外の審査を受けた後、通常1週間前後で日本臓器移植ネットワークに登録できる。既に県外の病院で登録している人は、同ネットに申請し、愛媛大に変更できる。 愛媛大医学部付属病院では、2001年9月~14年1月に59件、最近は年間6~7例の生体肝移植を実施。実績を踏まえ13年3月に脳死肝移植施設認定作業部会に実施施設として申請し、11月に認定された。提供者が見つかった際の臓器摘出チームの派遣や院内の連携体制などの準備を進めてきた。

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