笑いを通じて健康づくりを進めようと「第7回新居浜笑いサミット」(愛媛県新居浜市主催)が26日、市民文化センター(繁本町)であり、市民ら約170人が笑いの力を学んだ。 日本笑い学会理事でこどもコンサルタントの原坂一郎さん(57)=神戸市=が「子どもたちが本当に笑えるまちになるために」と題し講演。23年間の保育士経験から「一人一人が半径100メートル以内の子どもと関わろう」と呼び掛け、子どもの行動や言葉を丸ごと認めれば子どもは笑顔になるとアドバイスした。 パネルディスカッションでは、福島県立医科大の大平哲也教授が「笑う頻度が少ないと認知機能が低下する」と報告。2013年度、笑いの介護予防教室を実施した公民館関係者らからは「日常生活に笑いを取り入れたい」「高齢者と子どもが触れ合う機会を増やそう」と意見が出た。
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