花が咲くと直径1センチほどのポンポンが木全体を覆ったようになるミモザが愛媛県伊予市双海町串で見頃を迎え、鮮やかな黄色が春の深まりを告げ地元の人たちを和ませている。 ミモザはオーストラリア原産の常緑高木。花の姿から、シャンパンとオレンジジュースで作る「ミモザカクテル」、細かく刻んだゆで卵をふりかける「ミモザサラダ」などの名が付いたとされる。 約25年前、近くの新隆子さん(66)がミカン畑の一角に苗を植えて以来、すくすくと成長し、今では高さ15メートルほどの巨木になった。「かずらを切るなどたまに手入れをしていたが、こんなに大きくなるとは」と驚く。
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