新酒の出来栄えを競う2013酒造年度(13年7月~14年6月)の愛媛県清酒鑑評会が17日、松山市久米窪田町の県産業技術研究所であり、県内19蔵元が出品した108点から金賞27点、銀賞21点を選んだ。 清酒の品質向上を目的に県酒造組合が毎年開催。純米大吟醸酒や本醸造酒、組合統一ブランドの「しずく媛」など計8部門で味や香りなどを審査した。 高松国税局の鑑定官ら8人が香りを比べたり、口に含んだりして仕上がり具合を確認。審査委員長の伊藤伸一主任鑑定官は「仕込み時期の1~2月に冷え込んだため、香りが華やかで味もしっかり出ており、全体的に良くできている」と評価した。
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