愛媛県宇和島地方に残る闘牛の魅力を伝える「宇和島闘牛ファンクラブ」が１６日、宇和島市津島町岩渕の清満公民館であり、市内外から集まった１５人が、本番間近の牛舎を訪問するなどして関心を高めた。 衰退が進む闘牛の活性化につなげようと、いよココロザシ大学（松山市）が講座を企画し、同町で長年、牛主として活躍する池田方辰さん（６６）を講師に招いた。 池田さんは、栄枯盛衰を繰り返してきた宇和島闘牛の歴史や、「試験を休んでまで闘牛を見に行った」という青年時代のエピソードなどを紹介。激しい突き合いだけでなく「牛それぞれの得意技や飼育者の育て方の違いも見どころの一つだ」と熱く語った。
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