愛媛県松野町延野々の松野中学校3年生39人が14日、卒業と新校舎落成を記念して、桜の名木の子桜8種15本を校内に植樹した。昨年の卒業生も41本を植えており、松野中の新たな桜の名所「名木の子桜並木」として期待される。 松山市北条辻の樹木医森本政敏さん(69)が貴重な桜を残していこうと、所有者や管理者から許可を得て穂木を採取し育ててきた。交流のある町内のボランティア団体「森の国さくらの会」(日平治男会長)を通じて、松野中での植樹を打診したところ、校舎新築の記念にしたいと返事を受けた。 ソメイヨシノの突然変異種「陽春」や早咲き系「ツバキカンザクラ」など、愛媛の固有種も含む。
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