第20回内子の森づくり(愛媛県内子町主催)が8日、内子町五十崎のふるさとの森公園であり、ボーイスカウトの児童や住民ら約90人が神南山のすそ野に広葉樹の苗木約420本を植えた。第99回照葉の森づくり(愛媛新聞社主催)との合同開催。 町中心部を見晴らす約4.5ヘクタールの公園では、町や地元が長年、サクラなどを増やしている。8日は稲本隆寿町長が「山で暮らしを成り立ててきたのが人類の歴史。植林を通じ、将来を背負って立つ若者になってほしい」と呼び掛けた。 参加者は、町内の樹木医尾花吉光さん(59)から周辺の植生や山の荒廃について講話を聞いた後、約3時間、カエデやサクラといった落葉樹やカシなど常緑樹を植え付けた。
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