14年ぶりにグラウンドの天然芝を張り替えた県総合運動公園ニンジニアスタジアムで6日、愛媛FCが今季初めて練習を行い、新しくなった芝の感触を確かめた。 同スタジアムは2017年の愛媛国体に向け改修が進められている。老朽化による水はけの悪さなどが指摘されていたグラウンドは昨年11月から芝の張り替え工事を実施。砥部町の民有地で育てた苗をロール状に切り取って移設する「ビッグロール工法」を採用し、2月28日に完成した。 6日は、ホーム開幕戦を9日に控えたイレブンが青々とした芝の上で攻守の連係の確認や、実戦を意識したトレーニングなどで汗を流した。05年から愛媛でプレーするDFの関根永悟は「今回の工事で水はけが良くなったと聞きうれしい。大型スクリーンやバックスタンドも完成してスタジアムらしい雰囲気が出てきた。試合も勝って勢いをつけたい」と意気込んだ。
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