外国の暮らしや文化に理解を深めようと、愛媛県東温市田窪の南吉井小学校は4日、県内在住の外国人を招いた国際交流会を開き、5、6年の児童約240人が6カ国出身の7人と触れ合った。 市内の小学校で英語を担当する斉藤由季教諭(54)が知り合いの外国人に呼び掛け、2012年から毎年開いている。今年はバングラデシュや中国、ロシアなどからの愛媛大留学生らを迎えた。 スーダン出身のユースフ・アッサンマーニーさん(25)は、ナイル川や気温が50度近くになることもある砂漠などを写真で紹介。児童からは「どんな民族がいるの」「日本との時差はどれくらい」と質問が飛んだ。インドネシア出身のマカレヌさん(43)は、揺すって音を出す竹製の伝統楽器「アンクルン」を持参。ハンドベルのように児童が一人一つの音を担当し、「きらきら星」の演奏に挑んだ。
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