25~27日に愛媛県松前町の住宅街などでサルの目撃が相次ぎ、住民から通報を受けた町は、同じ個体で成獣のニホンザルとみて防災無線で注意を呼び掛けている。北伊予小など町内3小学校は26日から集団下校などの対応を取り、伊予署もパトカー2台で警戒に当たった。 町産業課によると、26日午前9時ごろ、恵久美地区の住宅近くで男性が発見。27日午前10時半ごろには約1キロ南の永田地区住民から「民家の塀を越えて出てきて東に走り去った」と連絡があり、その後、東側の鶴吉地区でも目撃された。伊予署には25日と27日に松前町徳丸での目撃情報が寄せられた。同署は27日、北伊予小の下校時間に合わせて周辺をパトロールし、近くの保育施設にも注意喚起した。
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