警察官と名乗って自宅を訪れた男に渡したキャッシュカードで現金を引き出されたとして、愛媛県松山市の80歳代の無職の女性が27日、松山東署に被害届を出した。同署は詐欺と窃盗容疑事件とみて捜査している。 同署によると、男は27日午後1時ごろ、女性方を訪問。警察手帳のような物を示して警察官と告げ「キャッシュカードが偽造されているので出してほしい。私が止めてあげるので暗証番号を教えてください」とうそを言い、女性からカードをだまし取って暗証番号を聞き出した。 数十分後、女性が別の用件で銀行を訪れた際、1日の限度額の100万円が下ろされていることに行員が気付き、女性が被害を届け出た。 男は50~60歳代で小太り。黒っぽい服を着ていたという。
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