皿ケ嶺の裾野、愛媛県東温市上林にある上林小学校で21日、複式学級の5、6年生計9人が自作の詩を畳1畳分の紙に墨でしたためた俳句書「卒業五七五」を完成させた。児童は集中して書と向きあい、学びやでの思い出や未来への決意を一筆一筆に込めた。 全校児童24人の同小では、毎朝句を作り、全校児童で句会も行うなど、日ごろから俳句を通して豊かな表現力を育んでいる。俳句書作りは松山市の書道家石丸繁子さんの指導を受け、1月から取り組んできた。
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