愛媛県警生活安全企画課は21日、松山市の高齢者方などに県警警察官をかたって預金の残高などを聞き出そうとする不審電話が連続したことから、県内に特殊詐欺被害警報を出した。2月に入り、県内で同様の不審電話が相次いでおり、同課は「県警が、口座番号や預金残高を電話で聞くことはなく、その趣旨の電話は詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けている。 警報は今年3回目。同課は、電話の内容が似ていることなどから、県内で続発する警察官をかたった詐欺未遂容疑事件と同じグループの犯行とみている。電話機に表示された発信元の電話番号が中国発になっていたケースもあったという。
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