本州四国連絡高速道路(神戸市)は14日、4月導入予定の本四3ルート新料金案を公表した。料金水準を一般高速道路並みに引き下げるとともに、消費税増税を反映させた上で割引制度を見直した。本四高速は、利用条件によって異なるものの各種割引適用の現行実質料金とおおむね同水準になると説明している。 一般からの意見を募った上、国の許可を得て正式決定する。適用対象は自動料金収受システム(ETC)搭載車。現金支払いは現行料金が適用され、消費増税分が値上げとなる。 しまなみ海道の今治インターチェンジ(IC)と尾道IC間を平日昼間に普通車で通行した場合、現行の基本料金は4700円。割引適用した実質料金は3290円で、新料金案では2890円となる。休日は2260円で増税分を除くと同額。通勤時間帯は2350円が2420~2890円となる。
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