年間約81万人が訪れる道後温泉の宿泊客に南予観光の魅力を伝えてもらおうと、愛媛県と南予9市町などによる旅南予協議会は12日、松山市道後鷺谷町のホテルで道後温泉旅館協同組合の旅館・ホテル関係者約20人に見どころをPRし、連携に向け意見を交わした。同組合との意見交換会は初。 9市町の行政・観光協会関係者がドライブコースやイベント、たい飯などの郷土料理を紹介。キジ肉を売り込む鬼北町は飼育・調理法を説明し「幅広い層に楽しんでもらえる」とアピールした。 道後の関係者らは「行ったことがない場所は自信を持って案内できない」と訴え、市町ごとでなく食などテーマ別の共通パンフレット作製を提案した。同協議会側は現地研修会への参加を要請し、年2回程度開く方針。
↧